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某川系ダム管理事務所  その1

2023年1月24日

お疲れ様です。

 

 

本日は、1月16日のブログにも書きました、

寝坊しそうになった現場です(笑)。

( ̄▽ ̄)

 

翌日の17日から開始となり、

現状としては、3段ある屋根の一番上段の屋根が端末金物取付を除いて完了!!

といった感じです。

 

Fig.1 施工前の状況(上段屋根)

 

 

Fig.2 既存防水層撤去(平場の浮いている所共)

 

平場もかなり浮いており、雨水が回っていましたのでその辺りの既存防水層を撤去し、乾燥養生しました。

その間に、立上り面が接着工法なので、スクレパーなどで既存接着材を除去します(写真撮り忘れました)。

その後に、カチオン系樹脂モルタルにて下地調整となります。

 

Fig.3 下地調整作業中

 

 

Fig.4 下地作業完了

 

 

で、その夜の天気予報が雨が降りそうな予報な為、

急遽元請さんの倉庫に眠っていた、

エクセルテックス ET-5及びET-500の

防蝕工法用の高い防水材を仮防水として塗布しました(笑)

※しっかり、ETプライマーを塗布しました(笑)

 

Fig.5 仮防水処理中

 

 

Fig.6 絶縁緩衝シート敷設

 

 

Fig.7 塩ビ鋼板取付作業中

 

 

下記の、エポキシ注入強化剤を入れると入れないのでは、

自分の経験則によれば、固定強度に6倍以上の差が出ます。

 ※エポ無しで950N以下だったのが、エポ有りで11,000N以上(測定上限)という現場がありました

 

Fig.8 エポキシ注入強化剤充填中

 

 

Fig.9 ドレイン部に塩ビ鋼板取付

 

 

Fig.10 固定ディスク取付状況

 

 

ちなみに、この現場は色々とアップグレードした仕様で施工しようとしたのですが、

 

    • 絶縁緩衝シートを、1mm→2mmへ変更
    • 端末シールを、MS-1→MS-2(又はAU-2)へ変更
    • 固定ディスクを、外周2列全打ち→全部全打ちへ変更
    • 固定ディスクピッチを、600mm→550mmへ変更
    • ストレイナーキャップを、小型→大型へ変更
    • ストレイナーキャップを、標準→耐風圧タイプへ変更
    • 改修用ドレインを、黒→防水シートと同色(裏規格)
    • etc

 

役所が色々とケチをつけてきましたので、

一切合切メーカー標準仕様にて施工しております(笑)。

 

 

多分これだと、防水層飛ぶと思われます・・・・・・・

 

だって、山の中だし・・・・

だって、ダムの真横・・・・

だって、湖の真横・・・・・

だって、川の真横・・・・・

 

強風が・・・・

しーらね!!

一応、1列は増やしましたが (^^)v

 

なんでこんなところが、

地表面粗度Ⅲ なんだよ!!

※地表面粗度Ⅲ:都市部などの通常の市街地を指す

 

 

 

 

 

テクノユニテック㈱は、横浜市瀬谷区を拠点に、神奈川県・東京都を中心に防水工事を手がけています。民間・公共問わず、さまざまな規模の施工に対応が可能です。施工のご依頼や、ご質問はお気軽にお問い合わせください。

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