本日2件目の投稿となります。
これまで何回か書いております、丁寧で綺麗な塗装屋さんと初めての現場でのお話です。
プールサイド床を遮熱性の防滑性長尺シートへの改修工事となります。
Fig.1 施工後
Fig.2 施工後
Fig.3 施工後
Fig.4 施工後
特に『Fig.4』の濃い青の部分の鏡面具合!!
素晴らしいです。
さて、長尺工事についてお話しします。今回の工事にはスタンダードな密着工法を採用しております。
但し、自分のこだわりにこだわった下地処理が満載です。
Fig.5 既存長尺シートの撤去
Fig.6 既存シートの接着剤除去
Fig.7 下地の機械研磨
Fig.8 レジアンダー塗布(プライマーとして)
このレジアンダーを取り敢えず塗布することがまず1つ目のコツです。
これにより、下記のコテ塗りの時にピンホールが出にくくなるのです。
Fig.9 レジアンダーコテ塗り
Fig.10 下地の機械研磨
上記写真の機械研磨が最も綺麗に長尺シートを貼るコツですね。
これにより、コテむら等を除去します。
Fig.11 レジアンダー混和液のみ塗布
上記写真の、レジアンダー混和液のみ塗布が長期的に長尺シートを剥がさずに置く条件ですね (^^)v
長尺シートと下地の接着強度をものすごく上昇させます。
Fig,12 水槽取合い目地に塩ビ鋼板取付
入隅以外の端部に、塩ビ鋼板を入れるのが最大のミソです。
これにより、端部下地が欠損しても塩ビ鋼板がある限り、長尺シートが剥がれません。
Fig.13 塩ビ鋼板固定
Fig.14 接着剤塗布
Fig.15 長尺シートを塩ビ鋼板へ溶融着固定
Fig.16 溶接棒処理
Fig.17 プールサイド高圧洗浄
Fig.18 水槽内部高圧洗浄
工事完了時(検査前)に高圧洗浄を実施すると、役所検査担当官の印象が全然違います。
Fig.19 施工完了
<施工仕様>
ロンシール工業㈱製 レスタリアHS(色柄 RHS-304)
密着工法(端部に塩ビ鋼板併用)
Special thanks
㈱京浜 代表取締役 中井修二 殿