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港北区 某小学校1階天井からの漏水調査  その1

2023年10月23日

お疲れ様です。

 

今月上旬の週末に、

いつもの防水元請(半分内装屋さん(市の内装協の理事さん))の

社長さんより

 

『港北区の某小学校から、

 漏水調査の依頼があったから、

  一緒に行こうぜ!!』

 

との連絡があり、

翌週に行ってまいりました。

 

3階建ての、1階天井からの漏水・・・・・

低層の天井から漏水・・・・・

判断が難しいです。

ほぼ切付の入隅から漏水していると思われます。

 

 

まずは、最上階から調査開始しました。

が、問題なし!!!

 

次は、2階を調査!!!

ほぼ、1階と同じ感じの形状(間取り)です。

が、それらしい物は・・・・

 

①上記写真の上段の左側の出隅は、配管シャフトであるが・・

シャフト内部は完全に乾燥しており、漏水の形跡無し!!

 

②2階の手洗い場の排水管から漏水の可能性は、

上記で書いた通り、シャフト内部の配管に漏水の形跡がない!!

1階のシャフト点検口から確認したが、漏水の形跡無し・・・

 

③外に出てみて、外壁のクラックなどは無し!!

 

④但し、誘発目地の縦目地の一番下の塗膜が剥がれ(膨れ)、目地裏に水が通っている!!

 

⑤丁度、天井のスラブ近くに水平に走る誘発目地がある!!

 

⑥後付けの、ブラケットなどがアンカー固定されている!!

 

との調査結果を元に、

 

 

 

④から推測すると

・誘発目地のシール材の裏側に水が侵入し

・⑤の水平に走る誘発目地付近にクラックが入っており

・そこから、室内へ漏水している!!

 

 

 

なので、補修内容としては

誘発目地シール材を撤去し

新規シール材(変性シリコン系)を3面接着にて(バックアップ材等無し)最充填する。

 

と、念のために

漏水箇所周囲の外部ブラケットの根元周囲に

新規シール材(変性シリコン系)を打設する。

 

 

と仮定して、報告書を提出しました。

まあ、シーリング材の撤去・打ち替え工事だけですので

取り敢えずの工事としては安く上がります。

 

 

それでも漏水が止まらなかったら、

チョットだけ可能性があるのですが、

調査に時間が必要となるので、

次のステップとしておきます。

 

 

自分としては、

漏水原因が100%これだぁー!!!!!!

と言い切れないのは残念ですが、

こういう場合は、

可能性を一つずつ削って行くしかないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テクノユニテック㈱は、横浜市瀬谷区を拠点に、神奈川県・東京都を中心に防水工事を手がけています。民間・公共問わず、さまざまな規模の施工に対応が可能です。施工のご依頼や、ご質問はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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